食材の栄養素や効能
我々のまわりにあって毎日何気なく食べたり飲んだりしている食材について、あれこれと知ったこと、気がついたこと、考えたことなどをまとめています。
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一般的にねぎはその地域で収穫される種類で、関西は青ネギ(葉ねぎ)、関東では白ねぎ(根深ねぎ)と呼ばれてきたわけだが、昨今ではどちらも日本国内の流通が整ったおかげで、年中いつでもどこでも食べることができるようになったので、今では料理によってそれぞれが使い分けられるようになってきているようだ。
青ネギとは葉ねぎとも言われ、主に「九条ねぎ(京都産)」のことをさす。「万能ネギ(福岡特産)」や「やっこねぎ(小ねぎ)」もこの一種だとか。
白ねぎとは主に白い部分を食べる根深ねぎのこと。栽培時に根元に土寄せして白い部分が長くなるように育てられるわけだ。
(ex.下仁田ねぎ、千住ねぎ、加賀ねぎ)
個人的には昔から食べてきた下仁田ネギが好きですね。鍋物には必需品ですね。なお、ねぎは「ユリ科ユリ属」の野菜とのこと。へ~、ユリなんだ、って感じですな。
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根深ねぎは古くから民間療法として使われてきたとのこと。管理人も田舎出身だけど、うちの方ではこういうことは特にはやらなかったっけ。
なんでも風邪をひいてのどが痛い時などは根深ねぎ(白ネギ)を焼いて、湿布のように喉に当てたり、食べたりということが行われてきた(いる?)らしい。
前の記事でも書いたが、要するに硫化アリルが大いにその効能を発揮するらしい。焼くことによって揮発性のある硫化アリルが殺菌作用とか鎮静作用を発揮するとのこと。
あの刺激的な臭いは、たとえば電車の中でその匂いがしていたら誰もが嫌な感じを持つだろうが、つまりそれだけ効果的ということなのだろう。
個人的には特に下仁田ねぎが効きそうな気がします。子供の頃からのお付き合いだから。(笑)湿布もなく、お医者さんも少ない時代に、昔の人はよく考えたものですな。
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